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メインとなる地色に1色を水玉調に組み込んだ<通称 = ホタル>お手間入りの一品

和装小物 > 羽織紐 > 羽織紐 女中 八津組 ホタル 小田巻房

商品の写真はお客様のモニタ環境により実物のものと若干異なる場合がございますので予めご了承ください。

素材: 絹 100%
日本製  <ERISHO ORIGINAL>

総丈: 太さ( 約 5mm ) 長さ( 約 38cm つぼ約 2㎝含む )

お待たせいたしました。新色のご紹介です!
職人さんへの発注からなんと1年がかりでようやく仕上がってまいりました(汗)
時間がかかりすぎ!と腹を立てても仕方がなく、
手を動かしていただける職人さんにただただ感謝するのが正解なのだろう・・・微妙な心境

メインとなる地色に各々ペアとなる1色を水玉に組み込んだ八津組み< 通称 = ホタル >のお手間入りの一品。
房には< 小田巻き >を付け、小洒落感をプラスさせた可愛いながらも本格的な羽織紐です。

このお品物は業界用語で通称< 女中 (めちゅう) > と呼んでおり、
通常の羽織紐 = < 女短 (めたん) > の長さが 約25㎝ 前後なのに対して、
この< 女中 >は 約38㎝と長めにできているのが特徴
です。

長さが長い分 < 蝶々結び >< 藤結び > 等が可能な羽織紐ですので、
お客様のご体格や羽織の丈に応じて結び方のバリエーションをお楽しみくださいませ。

京都の和装小物専門店 < ゑり正 > がプロデュースさせていただいた
< MADE   IN  KYOTO >の確かな品質 = <ほんまもん>でございます。

またこの羽織紐は<男女兼用>で使える優れモノです!
長さ的に充分男結びもできますので
また夏場や単衣の羽織(塵除け)、男性の袖なし羽織などにも
ボリュームを抑えた羽織紐でコーディネートしたい場合に大変重宝してくれます。

※色呼称は【和色大辞典】を参照にしております。品定めの参考になさってください。

<ちょっと一言>

羽織をお召しにならなければ必要もなく出番のないものですし、
帯まわりの小物のなかでもひときわ小さな小物がこの「羽織紐」です。

しかしながらこのほんの小さな羽織紐ではありますが、
主役である着物や帯に優しく寄り添い、
また時にはピリッとアクセントを効かせる名脇役となってくれる大事な小物でございます。

映画が大好きな私は見終わってからいつも考えます。
「脇役の役者さんのあの場面の演技あってこそのこの映画が引き締まったな」と。
その時々のシチュエーションにおいてその個々人の持ち味を活かして、
映画の主人公に付かず離れず絡み合いながら映画全体をより魅力的なものに仕上げる
「名脇役」たちの存在の魅力を。
下記のカラーをクリックするとそれぞれの詳細画面が表示されます。
   
深赤
/白磁(はくじ)
(01)
9,900円(税込)
紅紫(べにむらさき)
/藍白(あいじろ)
(02)
9,900円(税込)
虹色(にじいろ)
/女郎花(おみなえし)
(03)
9,900円(税込)
   
象牙色(ぞうげいろ)
/代赭(たいしゃ)
(04)
9,900円(税込)
白鼠(しろねず)
/ターコイズブルー
(05)
9,900円(税込)
白藍(しらあい)
/茄子紺(なすこん)
(06)
9,900円(税込)
   
秘色色(ひそくいろ)
/亜麻色(あまいろ)
(07)
9,900円(税込)
紺鼠(こんねず)
/茶鼠(ちゃねずみ)
(08)
9,900円(税込)
蒲葡(えびぞめ)
/淡黄(たんこう)
(09)
9,900円(税込)
   
 
灰青(はいあお)
/鴇鼠(ときねず)
(10)
9,900円(税込)
鈍色(にびいろ)
/白練(しろねり)
(11)
9,900円(税込)
 
   

【 「羽織紐」の蘊蓄 】

「羽織紐」・・・探してもなかなか気に入るのが見つからないなぁ・・・
こんな風にお感じのお客様も多いのではないでしょうか?

羽織紐はいまや貴重品と言っても過言ではございません!
その理由を簡単にご説明させていただきますので
ご興味のおありのお客様はお付き合いくださいませ。

組紐の羽織紐は、帯締めと同様の加工を経て出来上がります。
一本の「帯締め」よりも短く小さな「羽織紐」は
それに比例して単価も低く設定せざるを得ません。
二本で一組となる羽織紐は、
羽織の乳に通す「ツボ」付けという特殊な加工も必要

かなりの手間がかかるのですが、単価的には帯締め一本のそれよりも
低く設定するというのがこれまでの業界の慣習です。

そういう慣習もあり、組紐を手掛けられるメーカーや職人さんたちにとっては
手間がかかる割に儲けの薄い羽織紐よりも
帯締めだけを創って販売した方が手っ取り早く儲けも多いことになります。

なので必然的に羽織紐が誕生する機会が限られてしまい
お客様も帯揚げや帯締めのように迷うほどのデザインや色から
選ぶことが叶わないのが現状です。

弊店の場合、ふくよかなお客様のための「長尺帯締め」を
並寸の帯締めを創る「ついで」に創るように心掛けています。
それと同様に羽織紐も帯締めや三分四分紐をデザインする「ついで」に
作製するように心掛けております。
「ついで」というと聞こえが悪いかもしれませんが、
このようなものの考え方をしてプロデュースしていかないと
「羽織紐」「二分三分四分紐」「長尺帯締め」等々の、
和装小物というカテゴリーの中においてもまだ小さな小物たちは
世の中に出回らないことになるでしょう。

話がそれましたが、
最近弊店では男女ともに羽織紐を目当てに店舗にご来店いただくことが増えました。
ネット通販での羽織紐のご購入も急増してきたことは有り難い話です。
お好みは千差万別ですし、多少の妥協は必要かもしれませんが、
「見つけた時が買い時」と言う考え方でご購入いただければと思います。
完売した商品を再度創りたくても職人がリタイアされて創れなくなっているかもしれないのですから。

和装小物専門店を生業とする私の意地と使命感で品質の良いものを
リーズナブルなお値段でご提案させていただきたいと今日も知恵を絞っております(笑)

これからもお客様のご期待に沿えるよう努力してまいりたいと思っております。
何かご意見等がございまいましたらお気軽にお聞かせください。

ゑり正 9代目店主