細平唐の手先に、二色のハチマキを手巻きした羽織紐和装小物 > 羽織紐 > 羽織紐 女短 平唐手先二色巻き 商品の写真はお客様のモニタ環境により実物のものと若干異なる場合がございますので予めご了承ください。 細平唐の手先に、二色のハチマキを手巻きした羽織紐。 シンプルながらも、存在感のある本格的な逸品です。 カジュアルな装いのコーディネートにお役立てください。 <たかが羽織紐、されど羽織紐・・・>羽織紐というものは頻繁に買い換えるような性格のお品物ではございません。 和装小物は量産品ではなく、品質の良いもの少しづつ揃えられることにより、 コーディネートの幅が広がると同時に、誰から見ても「素敵ネ・・・」と思われる 個性を活かしたこだわりのある着姿を演じきれるものでございます。 この商品は業界用語で <女短(めたん)>と呼んでおります。 一重結びして着用していただく、いわゆる平均的な長さの羽織紐でございます。 組紐の中でも、特に羽織紐は生産数が少なく希少性が高いアイテムと言えます。 売り切れの際の再入荷はほぼ不可能でございますので、お早めにチェックなさってください。 ※商品の「色」呼称は以下の「和色大辞典」を参考にしております。 |
絹100% 日本製 巾( 約 6mm ) 厚み(約 3mm) 長さ( 約 23.5cm) ※ つぼ1.5cm、房3.0cm 含む
下記のカラーをクリックするとそれぞれの詳細画面が表示されます。 臙脂(えんじ) (01) 8,800円(税込)赤朽葉色(あかくちばいろ) (02) 8,800円(税込)芥子色(からしいろ) (03) 8,800円(税込)柳茶(やなぎちゃ) (04) 8,800円(税込)深紫(ふかむらさき) (05) 8,800円(税込)灰青(はいあお) (06) 8,800円(税込)白 (07) 8,800円(税込) 【 「羽織紐」の蘊蓄 】 「羽織紐」・・・探してもなかなか気に入るのが見つからないなぁ・・・ こんな風にお感じのお客様も多いのではないでしょうか? 羽織紐はいまや貴重品と言っても過言ではございません! その理由を簡単にご説明させていただきますので ご興味のおありのお客様はお付き合いくださいませ。 組紐の羽織紐は、帯締めと同様の加工を経て出来上がります。 一本の「帯締め」よりも短く小さな「羽織紐」は それに比例して単価も低く設定せざるを得ません。 二本で一組となる羽織紐は、 羽織の乳に通す「ツボ」付けという特殊な加工も必要で かなりの手間がかかるのですが、単価的には帯締め一本のそれよりも 低く設定するというのがこれまでの業界の慣習です。 そういう慣習もあり、組紐を手掛けられるメーカーや職人さんたちにとっては 手間がかかる割に儲けの薄い羽織紐よりも 帯締めだけを創って販売した方が手っ取り早く儲けも多いことになります。 なので必然的に羽織紐が誕生する機会が限られてしまい お客様も帯揚げや帯締めのように迷うほどのデザインや色から 選ぶことが叶わないのが現状です。 弊店の場合、ふくよかなお客様のための「長尺帯締め」を 並寸の帯締めを創る「ついで」に創るように心掛けています。 それと同様に羽織紐も帯締めや三分四分紐をデザインする「ついで」に 作製するように心掛けております。 「ついで」というと聞こえが悪いかもしれませんが、 このようなものの考え方をしてプロデュースしていかないと 「羽織紐」「二分三分四分紐」「長尺帯締め」等々の、 和装小物というカテゴリーの中においてもまだ小さな小物たちは 世の中に出回らないことになるでしょう。 話がそれましたが、 最近弊店では男女ともに羽織紐を目当てに店舗にご来店いただくことが増えました。 ネット通販での羽織紐のご購入も急増してきたことは有り難い話です。 お好みは千差万別ですし、多少の妥協は必要かもしれませんが、 「見つけた時が買い時」と言う考え方でご購入いただければと思います。 完売した商品を再度創りたくても職人がリタイアされて創れなくなっているかもしれないのですから。 和装小物専門店を生業とする私の意地と使命感で品質の良いものを リーズナブルなお値段でご提案させていただきたいと今日も知恵を絞っております(笑) これからもお客様のご期待に沿えるよう努力してまいりたいと思っております。 何かご意見等がございまいましたらお気軽にお聞かせください。 ゑり正 9代目店主
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