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左右の色を変えて、色遊びを楽しんでいただける羽織紐

和装小物 > 紳士用(男性) > 羽織紐 > 紳士羽織紐 着せ替え紐

商品の写真はお客様のモニタ環境により実物のものと若干異なる場合がございますので予めご了承ください。

この「着せ替え紐」何年ぶりのご紹介となるだろうか・・・!?
ひと昔前とは状況が違い、このような細かな手仕事を受けていただける職人さんも減少する中、
熱烈なファンの方々に背中を押される格好で試行錯誤しながら何んとかここに完成した次第。
初めてご覧になられる方が多いかもしれませんね。

もともとこの商品を考えついたきっかけとして、
「羽織紐の付け替えでコーディネートのお洒落を楽しみたい・・・」
とは言っても「羽織紐もそうお安くはない。数を揃えようと思うとそれなりに予算が必要となる・・・」
和装小物専門店の立場からそんなご意見を聞かせていただきながら考え及んだのがこの「着せ替え紐」

主役となる中央部分の「飾」は、骨董市などでもよく見かける「古銭」や「帯留」など、
紐が通るスペースがあれば工夫次第で可能性は無限大。

ベーシックに同色で装うも良し、左右異なるお色でアクセントをつけるのも良し。
お客様の個性とセンスを大切に、
中央の「飾」次第で、既成品としては売っていない貴殿だけのオリジナルの羽織紐が完成する訳です。 。

そもそも1本づつの単品バラ売りをさせていただくのは、
本来ご予算の少ないお若いお客様のことを考えてのご提案でした。
3本色違いでお持ちいただければ気分に合わせて3パターンのコーディネートが楽しめますし
何より工夫次第でオリジナルのお洒落を楽しんでいただけます。
ただ、いかにもお金持ち的なご主人方が「オ!おもろいやん♪」と手にしていただくことが多いのも事実です。

着物や帯の世界とは違い、「羽織紐」というものには、
洋服やバッグなどの有名ブランドのように一目でわかるブランドというものがありません。
だからこそお金では買えない「プライスレス」とでも言いましょうか、
オリジナリティのある唯一無二を楽しんでいただきたいのです。

京都の和装小物専門店の < ゑり正 > がプロデュースさせていただいた
< MADE   IN  KYOTO >の確かな品質 = < ほんまもん >でございます。

小物専門店としてかなり長い間トンネルを掘ってきたつもりでもまだまだ掘り下げる余地はある。
だから和装小物の世界はおもしろい・・・!

素材 絹100% 
日本製 <ERISHO ORIGINAL>

下記のカラーをクリックするとそれぞれの詳細画面が表示されます。

臙脂(えんじ)
(01)
4,400円(税込)
白橡(しろつるばみ)
(02)
4,400円(税込)
松葉色(まつばいろ)
(03)
4,400円(税込)
紺青(こんじょう)
(04)
4,400円(税込)
潤色(うるみいろ)
(05)
4,400円(税込)
茶鼠(ちゃねずみ)
(06)
4,400円(税込)
墨黒(すみぐろ)
(07)
4,400円(税込)

【 男性用「羽織紐」の蘊蓄 】+

 

男のキモノ姿に不可欠な羽織紐ではありますが、
探してもなかなか気に入るのが見つからないなぁ・・・」
こんな風にお感じのお客様も多いのではないでしょうか?

羽織紐はいまや貴重品と言っても過言ではございません!
その理由を簡単にご説明させていただきますのでご興味のおありのお客様はお付き合いくださいませ。

組紐の羽織紐は、女性の帯締めと同様の加工を経て出来上がります。
一本の「帯締め」よりも短く小さな「羽織紐」はそれに比例して単価も低く設定せざるを得ません。
二本で一組となる羽織紐は、羽織の乳に通す「ツボ」付けという特殊な加工も必要
かなりの手間がかかるのですが、単価的には帯締め一本のそれよりも低く設定するというのがこれまでの業界の慣習です。

そういう慣習もあり、組紐を手掛けられるメーカーや職人さんたちにとっては
手間がかかる割に儲けの薄い羽織紐よりも帯締めだけを創って販売した方が手っ取り早く儲けも多いことになります。

なので必然的に羽織紐が誕生する機会が限られてしまいお客様も迷うほどのデザインや色から選ぶことが叶わないのが現状です。

弊店の場合、帯締めを創る「ついで」に羽織紐を作製するよう心掛けております。
「ついで」というと聞こえが悪いかもしれませんが、このようなものの考え方をしてプロデュースしていかないと
「羽織紐」に代表されるような、和装小物というカテゴリーの中においてもまだ小さな小物たちは世の中に出回らないことになるでしょう。

最近弊店では羽織紐を目当てに店舗にご来店いただくことが増えました。
ネット通販での羽織紐のご購入も急増してきたことは有り難い話です。
お好みは千差万別ですし、多少の妥協は必要かもしれませんが、 「見つけた時が買い時」と言う考え方でご購入いただければと思います。
完売した商品を再度創りたくても職人がリタイアされて創れなくなっているかもしれないのですから。

和装小物専門店を生業とする私の意地と使命感で品質の良いものを
リーズナブルなお値段でご提案させていただきたいと今日も知恵を絞っております(笑)

これからもお客様のご期待に沿えるよう努力してまいりたいと思っております。
何かご意見等がございまいましたらお気軽にお聞かせください。

ゑり正 9代目店主